早いもので今年も残りが約2週間となりました。昨年に引き続き新型コロナウィルスに翻弄されたコロナ禍での1年、ここ最近は感染者数も少なく落ち着いた状況ではありますが、オミクロン株の感染拡大への懸念はまだしばらく続きそうです。願わくば、これ以上感染者が増えることがなく、終息の方向へ向かってもらいたいですね。
さて話はかわりますが、先日より当院ではキャッシュレス決済によるお支払いに対応いたしました。一口にキャッシュレス決済と言いましても、クレジットカードや電子マネー、QRコード決済など実に多種多様です。当院ではできる限り多くの決済方法に対応が出来るよう、決済代行サービスであるAirPayを導入いたしました。現在ご利用いただける決済方法については、以下の通りとなります。
1.クレジットカード(Visa/Mastercard(R)/JCB/AmericanExpress/Dinersなど )
2.交通系電子マネー(ICOKA/SUICA/PITAPAなど)
3.タッチ決済(ApplePay/ID/QuickPayなど)
4.QRコード決済(PayPay/d払い/auPAYなど)
キャッシュレス決済の運用を開始してから、現在で約2週間ほどになりますが、感覚としてはやはりQRコード決済の利用が多く、次にクレジット決済、以外に多いのがiD決済といった印象です。なかでもQRコード決済では、PayPayの利用が圧倒的に多く、全体でも一番多く利用されているように思います。
次に、当院がキャッシュレス決済の導入を決めた背景について。これにはいくつか理由があるのですが、ひとつは「以前から患者さんからの要望があったこと」です。諸外国に比べると日本はまだ遅れているとはいうものの、QRコード決済の登場以降、急激にキャッシュレス化が進んでいる為、普段あまり現金を持ち歩かない方も多くなりました。そのため会計の際に持ち合わせが無くて急遽コンビニへ、といった方もちらほらとお見かけし「クレジットは使えませんか?」と聞かれることが多くなっていました。
そしてもう一つの大きな理由は、「新型コロナウィルスの感染防止対策として」の理由です。世間がコロナ禍となって以降、当院では感染防止対策として会計の際のお金の受け渡しは、すべてキャッシュトレイを介して行い、現金を直接手渡しすることは避けておりました。それが今回のキャッシュレス決済の導入により、現金の受け渡し自体がなくなるわけですから、院内感染対策をより強固にすることができます。
まだシステムの導入から2週間ほどですが、利用された患者さんからは「クリニックは現金のみかと思ってました」、「クリニックでQRキャッシュレスが使えるのは珍しいですね」、「QR決済が使えて楽になりました」など、概ね喜んでいただいております。ちなみに、システム導入後は持ち合わせがなくてコンビニにダッシュしていただいた方は、ひとりもおられません(笑)今後も当院を受診された際には、どうぞ遠慮なさらず、キャッシュレス決済の利用をご検討ください。