2016年が始まりました。

昨年末からの暖冬により、例年に比べて冬型感染症が少なく、年末年始の当院の外来診療は、ずいぶん落ち着いたものになりました。RSウイルス感染症や感染性胃腸炎が大流行していた昨年の今頃と比べると大違いの状況になっています。何より今シーズン、当院でインフルエンザ感染症の方が未だゼロの状態です。もっとも、このままの状態が続くとは考えにくく、寒波の来襲とともに、本格的な流行が懸念され、今後も注意深い観察が必要と思われます

さて、今年のスギ花粉の飛散数ですが、全国的なバラツキはあるものの大阪を中心とした近畿地方は、例年並かやや少なめと予想されています。そのためか、例年に比べてこれに関するマスコミ報道も少ない印象です。毎年書いていることですが、スギ花粉症のシーズンを快適に乗り切るには、早めの対策が一番です。本格飛散前の受診をお勧めします。

当院も今年、開院19年目を迎えます。開院当初の初心を忘れることなく、新たな気持ちで院内環境の改善に取り組んで行きたいと考えています。

今年も、やなぎだ耳鼻科をよろしくお願いします。