昨年の松本の学会に続いて、今年も耳鼻咽喉科臨床学会に参加してきました。今年の開催地は去年とはうってかわって、東京でした。この学会で、座席がいっぱいで立ち見が出るというのは珍しいのですが、今年は大盛況でした。演題の設定、シンポジウムの内容など、主催者のアイデアが功を奏したように思いました。開業医向けの内容が多く、自分にとっては大変勉強になりました。
しかし、地下鉄、JRで移動の際の、東京の暑さには、ほんとに閉口しました。節電が徹底しているようで、公共の場所は、やはり高めに冷房が設定されているようです。普段、通勤に鉄道を利用しないので、よけいにそう感じたのかもしれません。
昼間に少し時間が空いたので、どうしようかと考えましたが、やはりここは田舎もんらしく、東京スカイツリー見物ということにしました。以前、行った時はまだ建設中で400mを越えたところでした。タワーの周辺もまだ整備されていませんでしたが、今回は押上駅周辺の町が一変して、本当におしゃれな町に変貌していました。もちろん、ちょっと離れれば、昔ながらの下町風情でしたが・・。当たり前の話ですが、634mはやはり高い。さすがに展望デッキに上ることはできませんでしたが、その大きさと高さは充分実感できました。もうひとつ、平日にもかかわらず、訪れる人の多さにも驚きました。
今年は、あと3回は遠方の学会に行こうと思っています。耳鼻科の勉強はもちろんですが、各土地各土地で、そこならではという刺激を受けてこようかと考えています。