今回、久しぶりに地方の学会に行ってきました。木曜日の休診だけでは、これまでは、なかなか近畿圏や東京の学会しか行くことができませんでした。今回は、うまくタイミングがあって、松本市で開催された耳鼻咽喉科臨床学会に行ってきました。
松本は、スキーに行く際に通過することはありましたが、よくよく考えてみると街中を歩くことは、学生時代以来30年ぶりです。
JRの松本駅前は、まったくどこにでもある地方都市の駅前という雰囲気でした。しかし、一歩裏道に入ると古い建物や町並みが多く残る城下町でした。都市開発が進む中、古い町並みや建物を保存活用して個性ある町を目指しているような印象を受けました。学生時代に訪れた松本民芸家具で有名な「まるも珈琲」もそのままの形で残っていました。なわて横丁というところには、「ヒカリ食堂」というレトロなお店があったりして、この一角は完全に昭和40年代そのままでした。一方、開智学校などの明治時代の建物も多く残っています。もちろん、定番の国宝松本城は大きな存在感をはなっていました。このように様々の時代の建築が混じり合って町並みを形成していることに興味を覚えました。残念ながら、天気が悪くアルプスの山並みを望むことは、できませんでしたが・・
普段行くことができない町を歩くことは、大きな刺激になります。もちろん学会の講演、シンポジウムも興味深く、たくさんの勉強をしてきました。
今後は、がんばって学会に出かけるぞと決意を新たにした1日でした。