当院では、甲状腺、唾液腺などの頭頸部病変に対して、これまでもエコーによる検査で診断を行ってきました。このたび、新規機種としてフクダ電子製超音波診断装置UF-760AG+PapLusを導入いたしました。
器械自体はコンパクトですが、従来機種に比べ、格段にHigh Qualityな画像が得られます。さらに、高感度カラードップラー検査も可能で、血流量の評価も可能になりました。このことにより、病変の早期発見早期診断がより期待されます。
これまで、エコー検査は聴力検査等と同様、検査室で行ってきました。しかし、今回の装置はサイズがコンパクトで、かつ移動が可能です。そこで、積極的に一般診察の合間でも検査を行い、日常診療に役立てていこうと考えています。