5月31日、第119回日本耳鼻咽喉科学会へ出席してきました。会場は横浜市にあるパシフィコ横浜でした。
シンポジウムとして、「耳鼻咽喉科学の過去25年の進歩と近未来の展望」という演題がありました。耳鼻咽喉科頭頸部科各領域の6人のスペシャリストが過去の進歩の経過と期待する未来について熱っぽく語っておられました。自分が医師になって30年が経過しました。まさに、演題どおり過去25年の進歩を体験してきた耳鼻咽喉科医生活であったと思います。また、今後どのようなことが、この領域で期待されるかということについても、述べられていました。やはり今後の中心は、AIの積極的な導入と再生医療のさらなる進歩ということになると思います。自分の残りの耳鼻咽喉科生活がどのように変貌していくのか、考えさせる時間でした。
学会会場は、いわゆる横浜みなとみらい21地区の中心でした。ランドマークタワーや各ホテルなどの高層ビル群と赤レンガ倉庫さらには山下公園へと続く景観は素晴らしいものでした。さすが、都市景観100選に選ばれただけのことはあります。学会の早朝は、周辺のウォーキングを楽しませていただき、充実した時間でした。
ありきたりの言葉ですが、今回の経験を日頃の診療に生かしたいと考えています。