2015年の幕が開きました。
2014年の12月は早めの強力な寒波襲来の影響からか、感染症の大流行がみられました。乳幼児に多く発症するRSウイルス感染症や感染性胃腸炎、さらには例年より早期からインフルエンザA型感染症の流行が始まりました。このため、昨年の年末は多くの患者さんが受診され、多忙な外来診療が続きました。
年明けも、インフルエンザ感染症の流行は、収まっていない状況です。現時点でも、気温が低い状態が続いており、今後もしばらくはこの状況が続くと思われます。皆様、引き続き体調管理には充分な注意をはらっていただくようお願いいたします。
さて、当院に目を向けますと、今年で開業から19年目を迎えることとなりました。開業8年目に設備を大きくリニューアルしましたが、ここ数年、院内設備の老朽化は否めません。少しずつ、設備を刷新しながら、皆様に快適な院内環境を提供していきたいと考えています。当院を取り巻く状況は、開業から19年も経過しますと、人口動態の変化や保険医療制度含め、徐々ではありますが、確実に変化してきています。これらの変化に柔軟に対応しつつ、システムの改善や意識改革を図ることで、より良い診療を目指していきたいと考えています。
2015年も、やなぎだ耳鼻咽喉科をよろしくお願いします。