さて、今回の家族旅行も2日目の朝を迎えました。私たちの東京見物2日目は、宿泊先のホテルからスタートします。

２日目。
　ホテルで朝食後、再び娘たちは渋谷へ行くとのことで解散しました。我々は、地下鉄で東京駅へ行き、そこから歩いて皇居へ。内堀通りは、自動車でしょっちゅう通りますが、二重橋まで行ったことは記憶にありません。幸い、居合わせたはとバスのガイドさんの皇居の説明をじっくり聞かせていただき、たいへん勉強になりました。

再び、東京駅付近の丸の内界隈にもどり、丸ビルや新丸ビル、KITTEなどでショップを見学しました。町全体で、クラシックのコンサートが多数行われるイベントが開催されていました。東京駅周辺だけでも、大阪で言えばグランフロントのような複合ビルが、４つも５つもあるような印象でした。そして、この丸の内界隈には、ビル以外はまったく存在せず、本当に整然とした街でした。このあと大手町から地下鉄で九段下まで行って、左に武道館を見ながら、靖国神社に到着。意外にアジア系の観光客が多く、明らかに中国人と思われる一団も来られていました。いろいろ言われる靖国神社ですが、改めて参拝すると隣接する遊就館と共にその存在意義を再認識しました。

ここから市ヶ谷経由で、地下鉄で東銀座へ行き、銀座といっても、本当に大衆的なお寿司屋さんで昼食をいただきました。このあと高級ブランドのショップが建ち並ぶ、銀座界隈をじっくりと歩きました。飲食店も数々の有名店があり、銀座のお店は、ひとつひとつ趣があり、大阪の北新地とはひと味違う印象でした。ちなみに、みゆき通り近くのコインパーキングの料金は、１０分６００円でした。土地価格の高さを強く反映しているとは言え、大きな驚きでした。

このあと、新橋で娘たちとおちあい、ここから、またまた娘たちの強い要望で、築地を経由して月島へ。

もんじゃストリートで、夕食はもんじゃ焼きとなりました。４０件近くのもんじゃ焼きのお店が月島に集中しているようですが、一つ一つ微妙に味が違うのでしょうか。お好み焼き文化の大阪人にとっては、イマイチ相容れませんでしたが、娘たちは大満足の様子でした。ここを最後に濃厚な東京の２日間は終了となりました。

だらだらとした文章になってしまいました。ゴールデンウイークの中日のためもあるでしょうが、どこへ行ってもすごい人出で活気にあふれていました。山手線の中に難波や梅田より大きな繁華街が７つも８つもある印象で、規模の大きさを痛感しました。グランフロントやあべのハルカスで大騒ぎしている大阪人がバカらしくなり、大阪城やUSJ以外に誇れる観光地ってあるのだろうかと考え込んでしまいました。大阪といっても、横並びの地方都市のひとつにすぎないということを知り、日本は東京の一人勝ち状態であることを改めて認識しました。これぞお上りさんっていうような行動でしたが、普段テレビで観ている光景に接することができたことは、自分にとっては有意義な時間でした。今度は改めて、吉祥寺や恵比須、下北沢などのおおきな繁華街以外のおしゃれスポットに行きたいと考えています。